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星がひとつほしいとの祈り

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星がひとつほしいとの祈り 原田マハ

「本日はお日柄もよく」と同じ作者の短編小説です。
20代から50代までの、各世代の女性たちのドラマが描かれています。
うわ、そういうことってあるけどちょっとしんどいよね、と思うような
日常の出来事を、主人公たちがどう捉えて乗り越えていくのか
どんなことが転機になるのか、切なさのなかにも希望や優しさが溢れていて
だから人生って悪くないよね、
そんなほっこりとした気分にさせてくれる物語たちです。

旅先のツアーで一緒になった、感じの悪い美人が抱えていたもの。
有名女優を母に持ち反抗していた子どもが知る母の切ない若き日々。
仕事と恋に疲れた女性の出張策のホテルに訪れた、マッサージの老婆の
若き頃の恋のおはなし、中年夫婦の旅先の思い出などなど・・・・
それぞれのストーリーにちょっと心動かされながら読み進み
登場人物たちの、相手に向けるちょっとした言葉たちに救われます。

私の好きだったフレーズは、
「迷ってもいいねん、それが人生やもん(「寄り道」より)

通勤途中や休日の読書に、美味しいお茶など飲みながら読みたい1冊です。

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