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NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法

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「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 マーシャル・ローゼンバーグ」

手にしたのは2年位前なのですが、途中で止まっていた本を
先週一気に読みきりました。
本を読むにも、「えいやっ」と思うタイミングってあるかもしれません。

NVC=Nonviolent Communication(非暴力コミュニケーション)
について書かれたこの本は、あのガンジーの孫が書いた序文から始まります。

NVCの提唱者のマーシャル・ローゼンバーグ氏は、臨床心理学博士であり
かつては、カール・ロジャーズに師事していました。
長年のセッションの中から、「暴力に代わる平和的な選択肢」を提供する
新しいコミュニケーションの手法に関心を持ち続け、このNVCという手法を開発しました。

正しいことを伝えるだけでは、相手と分かりあうことは出来ない。
相手の気持ちと必要としていること(ニーズ)に共感しつつ
自分の気持ちと必要とすること(ニーズ)を明らかにしてつながろうとすることで
立場や意見が違う人たちも、「解りあい」「つながる」ことが可能になる。
そのために必要な考え方(在り方)と方法を、この本は提唱しています。

NVCには、4つの要素があります。
1 観察(obserbation)
2 感情(feeling)
3 必要としていること(needs)
4 要求(request)

日々起こる出来事を捉える時、私たちは自分の「価値判断・評価」で捉えています。
そして、怒ったり気分を害したり、悲しんだし傷ついたりします。
しかし、人はそれぞれ「価値」や「考え方」が違うので
そこから対立が生じていきます。

NVCの過程では、まずは観察と価値判断・評価を交えずにシンプルに「観察」することをします。
そして、その「観察」から起こる自分の感情を述べ、「必要」としているものを明確にする。
そして、非常に具体的に「要求」するのです。
日常生活の多くの諍いは、この過程のどこかに個々人の「価値判断」が働き、
対立することからおきています。
その価値判断を自覚して、道徳的判断ではなく「自分にとって大切なこと」を
個々人が、「自覚」して、自分にとっての「必要」を「要求」し合う。
そして、その要求を鵜呑みにするのではなく
「この人はそういうことを考え、思い、求めるのだ」とただ「共感」して「理解」する。
そんな風にして、「つながって」いきましょう・・・
というのが、NVCの基本的な考え方のようです。

ある意味、言うは易し、行うは難し。
それでも、ひとりひとりがNVCの過程をしっかりと自覚して理解すると
世の中はもっと思いやりで溢れていくのだろうな・・・
そんな、次世代への「希望」を抱かせてくれる本でもありました。

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