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今年から定期購読している、アスクヒューマンケアさんの「Be!」という雑誌。
その増刊号に、敬愛する年上の友人、高岡勉さんが執筆されました。

高岡さんとの出会いは、2年くらい前。
ご自身のアルコール依存の問題とその半生を語られた講演会でお会いしたのがきっかけです。
ナチュラルで温かくて、人間への愛と温かい好奇心に溢れる、そんな素敵な兄さんでした。
両親からの愛を感じられないままに、アルコール依存の家庭に育ち、
大人になってからは自身もアルコール依存になり、まわりの人を傷つけ
そのことに誰よりも自分自身が苦しみながら、長い間暗いトンネルをさまよい
「生きる意味」を探してこられた半生を、飾らずに赤裸々に語られました。

アルコール依存での何度かの入退院を繰り返しながら、苦悩し
ある日突然に、「生きたい」と思った瞬間があったのだとか。
その理由は言葉に出来ない、と言われながらも、
身近にいた人からの「愛」を確信した瞬間ではなかったかとその時感じました。

長い間アルコール依存のトンネルの中におられた高岡さんが光に出会ったのは
50歳を過ぎてからでした。
そして、その後はこれまでやれなかったことを取り返すように驚くほど精力的に生きておられ
その姿は、まぶしいくらいです。

挫折や心の闇を知り、そこを抜けた人はなんて美しくて温かいのだろうと
高岡さんと接するたびに思います。
そしてその愛はとても自然で、誰よりも自分を大切にしようとしている姿に見えます。
だからこそ、まわりにいる私たちは、その愛を素直に受け入れられるのかもしれません。
人生は何度失敗してもいい、何度挫折してもいい。
間違うこともある、人を傷つけたり、悪いことをしてしまう時もある。
誰ひとりとして、完璧な人はいない。完璧にはなれもしない。
それでも、生きてさえいれば、「こんな自分でいいのだ」と思える
そんな瞬間が必ず訪れる。
今を存分に生きる高岡さんの姿は、そんな希望を見せてくれます。

そんな、高岡さんの記事。
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(Be!増刊号 No.25 アスクヒューマンケアより発売中)

アルコール依存に苦しまれている方やそのご家族にお読みいただけるといいなと思います。
飾らない言葉で赤裸々に描かれた、「体験」と「思い」が必要な方に届くといいなと思います。

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内閣府によるアルコール啓発イベントでの高岡勉さん(右から2番目)掲載許可を頂いています。

現在は、自らの経験を活かしつつ精神科病院でご活躍中の高岡さん。
精神保健福祉士などなど取得され、精力的に学ばれる姿にはいつも刺激を受けています。
そんな高岡さんは、現在「そらねっと」という依存症からの回復者で
医療や福祉の現場で働く/働こうとしている人たちのネットワークを立ち上げるべく奮闘中です。
ますます、ご活躍の場が広がっていきますよう!応援している私です。
高岡さんへの講演依頼も、喜んでご本人にご紹介いたします!ぜひ。