宝塚ファンの私なのですが、この秋に大きな試練がありました。(宝塚ファンの試練
独身女性のみで構成されている宝塚歌劇団、トップスターはいつか必ず退団します。
ここ数年、大好きだった星組のトップスター北翔海莉さんが、昨日退団されました。

週末はお休みを頂いて、土曜日は東京宝塚劇場で観劇しました。

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「桜華に舞え」北翔さんの退団公演となったこの作品を、
この夏から秋にかけて、何度も見て泣きました。
「おんなじお芝居、そんな何回も見れるの?」と聞かれるのですが、
何度でも観れてしまう作品でした。
そして、何回も見ていると、「舞台はナマモノ」
舞台装置の不具合で開演が遅れ、セットがほとんど出てこない回があったり
(でも、違和感を感じさせない)
アドリブが違ったり、それから初日と千秋楽では舞台の完成具合が違ってきたりと
舞台は変化するのだと、色んな発見があったこの3ヶ月でした。
こんなに一つの作品を観たのは初めてですが、生涯忘れられない作品になりました。
義と真心を勇気に生きた、桐野利明そのもののような北翔海莉さん
こんなに誰かを好きになり、その人に会うために日々を過ごしたのは久しぶりです。
いくつになっても、恋心はパワーをくれるのだと改めて思った日々でもありました。

千秋楽のチケットは、あまりにもプレミア過ぎて取れませんので、
最後は映画館でライブビューイングを観ました。

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スター路線を歩きながら、その路線を外れた「冬の時代」も長かった北翔さん。
辛い日々の中でも、人に感謝することや自分を高める努力を怠らず
今日よりも明日、より成長するために精進し続けるその姿は
ファンである私にも、人を大切にし、前を向いて生きることの大切さを教えてくれました。
どんな試練も、「必然」で自分を成長させるためにあるときれいな笑顔で語る姿に
何度心が動いたかわかりません。見れば見るほど、好きにならずにはいられませんでした。
ただのイケメンじゃない、心ある尊敬できるイケメンに狂った恋は、昨日で終わりです。

今思い返すと、この21年のご縁は必然で、
一つでもかけていなかったら今の私は成立していなかったと思います。
長い道のりの果てにたどり着いた星組は、
北翔海莉をさらに磨き上げてくれる仲間がいて
やはり出会うべき人に出会ったんだなと、神様に心から感謝いたします。
(中略)この21年間、とてつもなく苦しい時もありましたが、
それ以上に、とてつもなく楽しかったです。
(北翔海莉さん、東京宝塚劇場千秋楽退団後挨拶より)

それはそれはカッコよく、歌声が例えようもなく素晴らしく、演技も踊りも人柄も
色んなものが揃いすぎるくらい完璧だった私の好きな人は、今日から女性になりました。
が、退団の翌日に公式オフィシャルサイトがオープンし、
立ち止まらずに次に向かって歩き始めていました。
これからは、好きなオトコではなく、尊敬できる「同性」として
応援し続けていきたいな~、と思います。
北翔海莉ファンとして恥ずかしくないように、しっかり前を向いて頑張ろう!と、
自分と北翔さんに誓う今日からの私です。

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