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道を歩いていると、ふっとした瞬間に優しく香る金木犀。
ああ、もうそんな季節になったんだなと思う。

子どものころは、散ったお花をスカートいっぱいに集めて
宝物みたいに隠しておいて
翌日、枯れてしんなりしているのを見てがっかりしたっけ

祖母の家の庭に咲いていたこの花の季節になるたびに
今は亡き人の、温かい優しさとぬくもりに思いを馳せたりする。