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鋼のメンタル、永遠の0などの作者である百田尚樹さんの著書です。

実は、百田さんの書いた小説は読んだことがないのですが
ふと見開いたそれぞれの章立てが面白くて、ついつい手に取ってしまいました。
ご自身がこれまで経験してこられたことから導かれた人生哲学のようなものが
きっぱりはっきりと書かれていて、読んでいて楽しい1冊です。

感想は、なんといっても「愉快だっ!」のひと言に尽きる気がします。
普通はなかなかこうもはっきり言えないことをはっきり言えちゃうところが
ある意味この方の鋼のメンタルなんでしょうが、
人としての温かさもありつつ、ご自身のポリシーもしっかり述べつつで
全体として、なんとも愉快で楽しい本にまとまっています。
きっぱり、あ~代わりに言ってくれてありがと~と思えるような発言あり
(そう思うならいいなさい、とかご本人に突っ込まれそうですが)
深いな、と考えさせられるような発言あり、で、面白い。
これが、ベストセラー作家の表現力、というものでしょうか。

何かと面白い本ですが、個人的お気に入りは「お世辞くらい上手に言え」
(見え透いたお世辞ではだめ、がポイントです
あと、他人のことを悪く思わない人に出会ったことはほとんどない。
「悪口ほど楽しいものはない」とみんな知っている、というくだりかな。

この本を読んでいると、まあ肩ひじ張らずにカッコつけるのをやめて
もうちょっと自由に生きてみようよ。人生何があってもそう簡単には死なない
そんな風に思えて笑えます。ちょっとアクの強いレジリエンス読本ともいえそうです。